君が信じてくれたから
綺「……分かった。」

……こんな人、初めて会った。

ちょっと、嬉しいかも。

綺「今から?」

透「その方がいいです。」

綺「ん。じゃ、適当に回ってくから。」









綺「…………で、ここが旧美術室。全然人こないからサボるならココがオススメ。……こんくらいかな。」

だいたい回ったかな。

あ、言い忘れてた!

綺「あー、あと屋上はKINGって族の溜まり場だから行かない方が良いよ。」

KING…………。

叶うならもう1度……。

なんて、無理な話だけど。

心の中で自分を嘲笑する。
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