君が信じてくれたから
透「じゃあ、良いですね。」

………?

綺「何が?てか、さっきから思ってたんだけど敬語じゃなくて良いよ。同じ学年なんだし。」

透「うん。そうさせてもらうよ!」

………ん?なんか、キャラ違くね?

綺「んで、何が『良い』の?」

透「それはー………こういうこと!」

宮本くんはそう言うなりダサい瓶底メガネとウィッグらしきものを取った。

そこには……

綺「昨日の中庭の!」

綺麗な顔で寝ていた人がいた。

透「覚えててくれたんだ!」

そりゃ、覚えてるでしょ。

綺「うん。昨日はありがとね。」

透「んーん。こっちこそ、ありがと!」

元気よく言った宮本くんはとても可愛い!
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