君が信じてくれたから
透「あの……」

………ハッ

宮本くんに呼ばれて我に返る。

綺「あ……な、何?」

透「新条さん?は、そのKINGという族の元姫と聞いたのですが……ホントですか?」

ドクンッ……

あぁ、聞いちゃったんだ。

綺「……うん。ホント。」

透「そうですか。」

宮本くんもきっと軽蔑する。

だって、最低の人間なんだし。

……裏切ってなんかないのに、おかしいよね。

まー、もう慣れちゃったけど。
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