君が信じてくれたから
司「………お前、趣味悪ぃな。」

君達の方がよっぽど趣味悪いと思うけど………。

舜「そうですね。その人は裏切り者なんですよ?」

透「あ、その話もう聞いた。でも、僕は綺羅を信じてる。」

綺「………ありがと。へへ。」

嬉しくて思わずニヤけてしまう。

未だに透哉に抱きつかれたままだけどね。

透「どういたしまして。」

舜「……ごほんっ。それで?結局、あなたは誰なんですか?」

透「だーかーらー、綺羅の彼氏候補だってば。」

いやだから違うよね。

司「そういう事を聞いてるんじゃねえ!!」

ホント短気だなー。

呑気にそんな事を考えていると………

冬「……コイツ……多分、転校生。」

冬優が見事言い当てた。
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