そのキスで、覚えさせて
蒼さんに会ったら、次こそ感動して泣くかと思っていた。
だけど彼は、やっぱりあたしに感動する暇を与えない。
彼に会ったあたしは、始終呆気にとられている。
だって目の前の彼は、彼そっくりの可愛い娘とプリキュア体操なんてものを踊り出したから。
唖然となって彼を見ていると、
「あーっ!もうこんな時間!遅刻する!!」
と叫んで飛び出していった。
そんな彼にびっくりしっぱなしだった。
メニュー