誰にも言えない秘密の結婚
「空翔、心配して電話してきたみたいだった」
リビングに戻って来た拓海さんはそう言って、スマホをテーブルに置いた。
「あの、事務所に行きませんか?」
「えっ?何で?」
「社長に迷惑かけてしまったから、そのお詫びをしたいのと、私の口からもちゃんと報告したいので……」
「別にいいのに……」
「ダメです」
「わかった。じゃあ、行こうか?」
拓海さんはそう言ってクスッと笑った。
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