誰にも言えない秘密の結婚
「大丈夫だよ?もし、何か言われたら、俺が守ってあげるから……」
拓海さんはそう言って、私の頭を撫でた。
「先に戻ってるからね」
「うん……」
拓海さんはトイレから出て、事務所に戻って行った。
トイレを流し、お腹にそっと手を当てる。
ここに、拓海さんとの赤ちゃんがいるかもしれない。
嬉しいと思う気持ちと、もう秘密には出来ないという気持ちが混ざり合い、複雑な気持ちだった。
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