純情オレンジ




ピンポーン



インターフォンが鳴り、私は通話に出る



「はーい!」



『凛花ー、私だよー』



「うん、今開けるね!」



通話を切り、玄関へ移動した



ガチャッと鍵を開け、ドアを開ける



「よっ!凛花!」



「いらっしゃいいつちゃん!ささ、中入って!」



「お、おう、お邪魔しまーす…」



待ってましたと言わんばかりのお出迎え



部屋も片付けたし、完璧だ



「あ、樹ちゃん!」



「おー、花音ちゃん、元気ー?」



「うん!あー…久しぶりに樹ちゃん見たけど、やっぱいいなー…」



私といつちゃんが幼馴染みなように



花音もよくいつちゃんと遊んでいた



小さい頃からずっと憧れてるみたい




< 79 / 321 >

この作品をシェア

pagetop