純情オレンジ
ピンポーン
インターフォンが鳴り、私は通話に出る
「はーい!」
『凛花ー、私だよー』
「うん、今開けるね!」
通話を切り、玄関へ移動した
ガチャッと鍵を開け、ドアを開ける
「よっ!凛花!」
「いらっしゃいいつちゃん!ささ、中入って!」
「お、おう、お邪魔しまーす…」
待ってましたと言わんばかりのお出迎え
部屋も片付けたし、完璧だ
「あ、樹ちゃん!」
「おー、花音ちゃん、元気ー?」
「うん!あー…久しぶりに樹ちゃん見たけど、やっぱいいなー…」
私といつちゃんが幼馴染みなように
花音もよくいつちゃんと遊んでいた
小さい頃からずっと憧れてるみたい