恋する猫と魔法使い


「お待たせ、帰ろうか。」


アタシの大好きなとても愛おしい声が聞こえてきてそっと差し出される手に乗る。

アタシは小さく振り返り、ある決意をする。



ナツカを立派な魔法使いにするんだ。


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