ただの幼なじみ、だったのに…!?
「…着いたよ。」

「ここ、ですか?」

「そ。近かったでしょ。」


ゆらちゃんは、こんなところがあったんだ、と

店の外観をまじまじ見つめた。


「入ろっか。」

「はいっ。」

「ここね、牛乳を使った飲み物が多くて、それも美味しいんだよ。」


俺が言うと

楽しみです、とゆらちゃんは頷いた。
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