ただの幼なじみ、だったのに…!?
「お、お母さんなんかほかに言ってた?」

「いや、久しぶりね、としか言われてねーよ?」

「そっか。」


リビングに行くと、夜ご飯の用意をしていたお母さんが

私と悠に気づいた。


「あんた達最近あんまり一緒にいないような気がしたからなんかあったのかと思ったけど…。」

「べ、別に、そーゆーんじゃないよ。」

「リビングのソファで一緒に寝てるんだもん、お母さんびっくりしたわ笑」


テーブルには珍しく

たくさん焼かれたハンバーグが並べられていた。


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