ただの幼なじみ、だったのに…!?
「綾瀬、ゆらちゃん、おーはよ。」

「あっ、真田先輩っ…。」

「相変わらず仲いいねぇ。」


先輩はいつも通りの笑顔でそう言った。


「…何の用っすか。」

「姿が見えたから声かけただけだよ。」


真田先輩は、ぽん、と悠の肩を叩いて

そのまま歩いていってしまった。
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