ただの幼なじみ、だったのに…!?
あんな風に悠に向かって声を荒げたのは初めてだった。

今まで幼稚園の頃から、喧嘩という喧嘩は一度もしたことがなかったからだ。


「…なんであんなこと言っちゃったんだろ…。」


あんなこと1つも思っていないのに

必死に自分を止めようとしても、止められなかった。

頭では理解しているはずなのに

気持ちがついていかなくて。

自分が自分じゃない誰かになってしまったみたいな

そんな気持ちだった。
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