ただの幼なじみ、だったのに…!?
「ん、じゃあ今日はここまで!」


部長さんの声とともに、一気に騒がしくなる体育館。


『綾瀬先輩、今日の放課後って空いてませんか?』

「あー、悪い。空いてねぇわ。」


休憩時間と同じように、女の子達の中をかき分けながら

悠は私の名前を呼んだ。


「ゆら、今日教室に鞄置きっぱなしだったよな?」

「あ、うん。」

「取り行くぞ。」


早くここから抜け出したい、と言わんばかり

悠は私の手を引いた。
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