エア・フリー 〜存在しない私達〜《前編・誕生》
誉められてますます調子づいた谷川は、
「じゃあ、役者と器材類は今から俺が手配して帰るから、望はそれらしいローカルテレビの社員証をパソコンで三人分作っといて!」
と、指示した。
「了解!待ってるわ。ありがとうアナタ。」
「あっ!それから俺の衣裳(喪服)も用意しといてよ。じゃあ。」
一方的に電話を切られたが、望は、
(私達、夫婦に欠けていたものがやっと分かった…あの人はこうして頼られる事を望んで待っていたのよね。私も、遠慮せずにやっとあの人の懐に飛び込めたんだわ。)
望は、これから始まる大仕事の前に夫婦の絆が深まった事に感謝していた。
「じゃあ、役者と器材類は今から俺が手配して帰るから、望はそれらしいローカルテレビの社員証をパソコンで三人分作っといて!」
と、指示した。
「了解!待ってるわ。ありがとうアナタ。」
「あっ!それから俺の衣裳(喪服)も用意しといてよ。じゃあ。」
一方的に電話を切られたが、望は、
(私達、夫婦に欠けていたものがやっと分かった…あの人はこうして頼られる事を望んで待っていたのよね。私も、遠慮せずにやっとあの人の懐に飛び込めたんだわ。)
望は、これから始まる大仕事の前に夫婦の絆が深まった事に感謝していた。