未知の世界5
翌朝回診に向かう。
「おはよう、はるちゃん。
調子はどうかな?」
「……あ……えぇ……」
看護師から受け取った体温計は、昨日よりも、熱が上がっている。
ぼーっとした表情で、いまいちな返事を返すはるちゃん。
「ちょっと聴診しよう。」
寝たままのはるちゃんのパジャマを胸元から手を入れて聴診。
あ、これは。
昨日は聞こえなかった雑音がはっきりと聞こえる。
今日には退院は難しそうだな…。
熱があるけど、午前中に検査してもらおう。