未知の世界5

ようやく次のバス停に着いた。








そしてバス停の表を見ると、あと30分でバスが来る……。







何時間も歩いたので、30分という時間がとても短く感じた。








はぁ……私、何やってんだろ。









「ハハ……。」








思わず自嘲していた。







けど、とりあえずバス停に着いて良かった。







携帯を見るけど、未だに圏外。







メールも電話もできず、携帯は使い物にならないので、カバンにしまった。








しばらくして、バスがやってきて運転手さんに病院に行くかどうかを確認して、乗車。








一時間かかるから、病院に着くときに寝ていたら起こしてくれると優しい言葉をもらったけど、もう怖くて眠れない。







< 362 / 393 >

この作品をシェア

pagetop