ウソ・ホント・ウソ・
それから話しかけてもくれない。

目を合わせてもくれない。

そんな日々が続いた。

『杏~!最近内芝と話してないやん!
 なんかあったん??』

ハルナが聞いてきた。

ズキッ・・・。

でも・・・、ハルナたちに心配かけれないし・・・。

無視されてるなんて

認めたくもない。

『え?なにもないでぇ!!
 もしかしたら、学校であんまり話してたら
 付き合ってるのバレるかもしれんからかもしれへん~♪』

ワザと明るくふるまった。

『なぁんや!じゃ、メールとかできてるんやんな!』

『うん!!』

『心配して損したぁ(笑)』

『大丈夫やってぇ♪』
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