God of Beast
恐らくは、ウラヌス達の乗っていた宇宙艇を砲撃した相手。

そいつが、近くに潜んでいる。

「隠れたって無駄だ。能力値で位置まで丸わかりだからな」

ウラヌスは右手を掲げた。

その掌に発生する、青白い光の玉。

「堂々と出て来い!」

それを、勢いよく投げる!

光の玉は飛翔し、数キロ先の岩山に直撃して。

「!!!!」

目も眩むほどの閃光を放って大爆発!

閃光が収まると、岩山のあった場所はゴッソリと抉れてしまっていた。

代わりに。

「……」

1人の大男が、その場に浮遊していた。

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