悪魔な先輩の彼女になりまして……
今まで音信不通だった澄香に対する怒りや悲しみ。
突然、俺に連絡をくれたことに対する嬉しさや愛しさ。
俺の心の中はそんなもんでごっちゃごちゃだ。
「澄香、今どこだ?」
意を決して、本当のことを聞き出そうとする。
真実が、知りたい。全部。全部だ。
『今……大阪』
「……大阪?詳しく説明しろ」
少しキツい口調になってしまうことを許してほしい。余裕なんてねぇんだ。
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