毒舌王子に囚われました


潔癖で毒舌で意地悪で。

だけどとびきり愛しい秋瀬さんの寝顔は天使みたいに綺麗だ。


「……この、溺愛サディストめ」 


そんな称号を与えたくなる。

熟睡している秋瀬さんの胸元に、そっと飛び込む。


ねぇ、秋瀬さん。

これからも、わたしを翻弄して下さい。

わたしは、あなたにどこまでもついていきますから――。





Fin.


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