神様の恩返し
「それだけですか?」
また拍子抜けだ
約束というものだからもっとたくさんの難儀があるものだと思っていた
「それだけですよ」
女神様はぽかんとして僕にこたえた
「守れます!必ず守ります」
そう女神様に伝えると
女神様はまた笑顔になり
「楽しんできなさい」
そう言い見送ってくれた
僕はまた走って
天狗と犬神のところへ行った
「おい!犬神!天狗!人間界へ降りる許可をもらったぞ!」
2人は驚いた顔の後、笑顔で僕におめでとう!そう言ってくれた
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