【短編】彼氏はきみだけ。


拗ねてる───ヤキモチ?


なんでヤキモチ?


ヤキモチなら、無視しなくていいのに。



幼馴染として、恋するひとりの女の子として、ものすごく傷ついてるんだよ。


そんな由惟なんて、大嫌い。



「……もう知らない」



由惟には届かないそのひと言が、自分の胸をぐっと締め付けて、苦しくて、痛くて、ふと目を閉じた。


ねえ、由惟。


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