召喚魔法失敗しました!?
その唄を歌い終わると、しん……と静まり返った闘技場内の観客達。
ゆっくりと私は胸に手を当て、国王に深く礼をする。
国王がこくりと頷いたその瞬間、今までにないくらいの歓声が私を包んだ。
精霊達が私の元へと飛んでくると、小さな花冠を頭の上に乗っけた。
「ありがとう、みんな……ありがとう!」
涙ぐむ私に擦り寄ってくる精霊達をぎゅっと抱きしめた。
こうして私の人生最大の大舞台が綺麗に輝いた。