召喚魔法失敗しました!?
ふっと笑って国王は窓へと体を向けた。
ふーと息を吐き、一人笑い出した。
「バレてたか」
楽しそうに笑う国王を見て、また懐かしさを感じる。
一人ぽつんと遊んでいると声をかけてきて、一緒に笑ったのも国王だったんだね。
「何がなんと言おうと、私はお前を助け出したかった。いつの日か一緒に暮らせるようにと何度も願った」
「いっ……しょ?」
言葉を繰り返すと、国王はまた私に向き直った。
「ああ。リーシェ――私とここで一緒に生活しないか」
予想外の展開に頭がついていかない。