召喚魔法失敗しました!?
だって私は……
言いかけた言葉を飲み込んで、胸に残るモヤモヤを吐く。
「……こんな私のこと、気にかけようとする子なんているわけないよ」
だって……私は望まれない子だったんだから。
そう、私は国の民に不幸を与えてしまう程の影響を及ぼしてしまう……そんな存在なんだから。
蠢(うごめ)く昔の記憶がぼうっと揺れる。
そう、昔からずっと……
そしてこれからもずっと。
私は一人で戦わなきゃいけないんだから。
『いや、あのメガネ女の心は本物だ』
そうキッパリと言い放ったウィリーに少し怒りを覚えた。