召喚魔法失敗しました!?


私の肩から離れ、黒い煙に包まれると本来の姿に戻る。


だから……バレたらマズいんだけどなあ。


困った顔を向けてもウィリーはお構い無しに話を続ける。



『あの魔法は徐々に発動していくもので、毎日行う必要がある魔法だ。まあ呪いに近いのかもしれんな』


「の、呪い?!」


『特に害はない。いつもふんぞり返って偉そうな口を訊くあのダメ女がいたろ?それとは真逆に今日挨拶してきた女。そいつらの地位を逆転させたんだ』


「なんで?」


『いつもあのメガネ女はお前のことを気にかけていた。だが声をかけたら、ダメ女に目を付けられる。そう思っていてお前に声をかけることが出来なかったんだ』


「……」


『ダメ女との立場逆転で、メガネ女は強い立場となりお前に話すことができた』



う、嘘だあ……


口を開けて、その事実を飲み込んでいないことをウィリーに示すとウィリーが微かに笑う。


だってあの教室にいる人は皆……私のこと嫌ってる。

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