ゼペットンじいさん。
それから、毎日、昇は、暗がりの部屋で、妖精とステップを踏みました。

たくさん、いじめられたけど、たくさん、ステップを踏んだ。

昇は、踊るのが楽しくなって来ました。

一生懸命踊ったのでした。

昇は聞いたのです。いつか。

昇「君はどこから来たの?」

妖精「神様の元からさ。」

昇「へぇ~、神様とはいるんだね。」

妖精「いるさ。いなきゃ、僕はいない。神様が君を慰めるために、僕を派遣したのさ。」

昇「嬉しいことだなぁ。」

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