日向くんを本気にさせるには。



「……わかったら、早く僕から離れること。」


スッとわたしから距離を取った


「わ、わかんない…っ」


「……雫のこと大切にしたいから言ってんだけど。」


わかるもん…ベッドの上ですることくらい…


わかってないわけじゃない…


「離れたくないの…っ」


「……だから、なんでそーやって煽ってくるわけ?」


他の女の子とはそーゆーことしてたくせに…


なんでわたしにはキス以上のことしてこないの…?



「はぁ…もういい加減……」


「日向くんになら…何されてもいいもん…っ」


初めて自分から日向くんを振り向かせて自分からキスをした



「ッ…バカ…こっちがどんだけ理性保つのに必死なのかわかってんの?」

< 350 / 387 >

この作品をシェア

pagetop