【完】キミにぞっこん
「いや、無理じゃなければなんだけど」
どこか落ち込んだ様子の如月さん。
きっと女の子にモテるから。
誘って断れれたことなんてないんだろうな。
「これってチケットとるの難しいんじゃ?」
「あー。なんかもらったんだよね。二枚」
なんとなく直感でわかった。
女の人にもらったんじゃないかって。
「一緒に行く人いないんですか?」
「ん。一人で行こうかなって思ってた」
「じゃあ、一人で行ったほうが…」
「いや、君と行きたい」
如月さんがあたしを見つめる。
「…如月さん」
「俺といくのいやじゃなかったら
一緒にいってくれないかな?」
「…はい」
あたしは彼の瞳に吸い込まれそうになりながら
それだけ返事をする。
「よかった。じゃあこれ」
カバンからチケットを取り出す。
「ありがとうございます」
どこか落ち込んだ様子の如月さん。
きっと女の子にモテるから。
誘って断れれたことなんてないんだろうな。
「これってチケットとるの難しいんじゃ?」
「あー。なんかもらったんだよね。二枚」
なんとなく直感でわかった。
女の人にもらったんじゃないかって。
「一緒に行く人いないんですか?」
「ん。一人で行こうかなって思ってた」
「じゃあ、一人で行ったほうが…」
「いや、君と行きたい」
如月さんがあたしを見つめる。
「…如月さん」
「俺といくのいやじゃなかったら
一緒にいってくれないかな?」
「…はい」
あたしは彼の瞳に吸い込まれそうになりながら
それだけ返事をする。
「よかった。じゃあこれ」
カバンからチケットを取り出す。
「ありがとうございます」