ドクターと恋を始めました。【完】
琴音side





4月もあっという間に過ぎ、5月に突入した。


今日、5月1日はお父さんが来る日。
仕事の合間に来てくれるらしい。



それなのに、あたしは…、




「愁のお姫様、今日1日は絶対に安静だからね。」




と、楠見先生に言われた。




「…あたし、体調悪くないですよ。」


「駄目だよ、不整脈出てるし微熱もでてるでしょ?君を安静にさせておかないと俺が愁に怒られるよ。」


「海堂先生は過保護すぎます。」


「ただでさえ、君は心筋梗塞の手前。いつ危険な状態になるかわからないんだよ?」




それは、承知してるけど。




「大人しくしてます…。」


「よろしい、」




本当は病院の図書館にでも行こうと思ってたんだけどな…、


諦めるしかないか。




「冷えピタだけ持ってくるからね。」


「はーい。」


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