開かずの教室
そういえば……
あなたは考える。
御札は教室の内側から張られていた。どうして………?夢喰いを封印するためなら教室の外から御札を張らなくちゃいけないんじゃ…
すると
「本当に怖いのは夢喰いじゃない。」
あなたの考えていることを読んだかのように声がする。
「彼女は事故にあったあと、また新たな夢を見つけた。でも姿の変わった彼女を周りの人は排除した。」
「『おばけ』『怖い』『化け物』 様々な言葉と視線。冷たい態度が彼女を追い詰めた。だから、彼女はこの教室に逃げ込んで御札をはった。誰も入れないように……」
「彼女の夢を喰ったのは周りの生徒。本当の夢喰いは……」
あなたは自分の周りに気配を感じとっさにろうそくを向けた。
揺れる炎に崩れた顔が浮かび上がる。