空と君とダイヤモンドと
「上映すぐじゃん。ラッキーだね」
チケットを買ってカウンターから戻ってくる。
「あ、お金」
「いいよ。おごらせて」
「…ありがとう」
去年もこの映画は自分で払ってないから、この映画に関してお金を出したことがないなとかどうでもいいことを考える。
そうしないと見たことがあるということを言ってしまいそうで。
途中でボロを出して傷つけるなら、初めから嘘をつかなければいいのにあたしはついてしまったからボロが出ないように気をつけるしかないのだ。
「ここだね」
「え、これ…」
目の前にある席はカップルシートというもの。
ほかのカップルシートではカップルが手を繋いで座っていて密着度が高く感じる。
「カップルシートってやつにしちゃった。嫌だった?」
不安そうにあたしの顔を覗き込む。
「いやじゃないよ。びっくりしただけで」
塁くんってあまり密着度とか普段高くないからビックリしてしまう。
チケットを買ってカウンターから戻ってくる。
「あ、お金」
「いいよ。おごらせて」
「…ありがとう」
去年もこの映画は自分で払ってないから、この映画に関してお金を出したことがないなとかどうでもいいことを考える。
そうしないと見たことがあるということを言ってしまいそうで。
途中でボロを出して傷つけるなら、初めから嘘をつかなければいいのにあたしはついてしまったからボロが出ないように気をつけるしかないのだ。
「ここだね」
「え、これ…」
目の前にある席はカップルシートというもの。
ほかのカップルシートではカップルが手を繋いで座っていて密着度が高く感じる。
「カップルシートってやつにしちゃった。嫌だった?」
不安そうにあたしの顔を覗き込む。
「いやじゃないよ。びっくりしただけで」
塁くんってあまり密着度とか普段高くないからビックリしてしまう。