【完】蜂蜜色のヒーロー。
前の席に腰を下ろした生真くんは、そんなありがたい提案をしてくれた。
でも、彼はそんなお礼で、納得するのかな?
「なんかね、あいつがひまちゃんと話したいんだって。だから、ごはん行って、仲良くなれ、ってこと!」
どう? と葵と私の顔を交互に見た生真くんに、ほとんど第三者の葵が、きらきらと目を輝かせて、「行く!」と宣言。
どうやら、葵は乗り気みたいだ。
「じゃあ、ひまちゃんも行くってことでいい?」
「あ……うん」
「よし。そうと決まれば、さっさと行こー」