【完】蜂蜜色のヒーロー。
顔の位置を戻せば、そこにはややショックそうに顔を歪ませた御津くんがいて。
なにか言わなきゃ、と思った瞬間、タイミングよく、間延びしたチャイムが鳴って、HRが終わった。
「お2人さん、仲良く隣同士ですかぁ?」
「……生真」
からかうような声に顔を上げれば、以前見たときよりもさらに髪色を明るくした生真くんと、珍しくポニーテールの葵がいた。
最近葵、生真くんに可愛いと思ってほしくて、ヘアアレンジ頑張ってるからなぁ……。
ポニーテールも似合うけど、お団子も恋しい、なんて。
恋する乙女には禁句かな。