追憶のトラベラー~ 旅立ち ~
破滅の世界
「破滅の...世界...」

僕は、驚いた。

捨てられた星など聞いたこともない。

歴史上には、発見されたことも

ましてや見つかったことすらないのか...

そんなことを考えていると...

「君の名前は?僕は、イーライ❗」

そう言えば、僕は...誰だ?

「思い出せそうにない?
    なんでもいいよ?
     記憶にあるものならなんでも...」

優しい眼差しで僕を見つめる...

すると、ひとつだけ思い出した...

「青い星❗青いんだ❗」

しかし、

イーライは難しい顔をしてあるものを持ってきた。

それは天体の模型だった。

でも、

僕は、ここだと指を指すと

イーライは、目を丸くするが

すぐに冷静になり

「そっか...そこが君の住んでいた青い星か」

そう言って天体模型を片付けだした。

そう言えば...

この星はどこに位置していたのだろう...

片付けているのに聞くのはなぁ...

そう思って聞くのはやめた。
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