副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
「もう一度乾杯。メリークリスマス。莉乃」
そう言うと、誠も莉乃に小さな箱を渡した。
「え!こんなにしてもらってるのに、プレゼントいいのに……」
莉乃は手のひらに置かれたリボンのかかった箱を見た。
「いつも忙しくて何もしてやれないから。こういう時ぐらい甘えて」
誠のその言葉に莉乃は頷くと、有名ブランドの小さな箱をドキドキしながらそっとリボンを外した。
付き合って2年。香織たちの結婚も決まり、莉乃の中で少しだけ期待があった。
「うわー、キレイ!ありがとう!」
中からは大粒のダイヤのピアスが現れ、莉乃はそっとピアスを手に取った。
(期待していたものとはちょっと違うけど、嬉しい)
「付けてもいい?」
「もちろん」
莉乃はピアスをすると、鏡を見た。
「どう?」
「うん、よく似合ってる」
誠は莉乃の後ろに立つと、一緒に鏡を見つめた。
「このドレスもすごい似合ってる。脱がすのもったいないな」
その言葉に莉乃は少し赤くなった。
「……バカ」
「もう少し。綺麗な莉乃を見ていたいから飲もうか?」
誠はクスクス笑うと、ソファに戻った。
「うん」
そう言うと、誠も莉乃に小さな箱を渡した。
「え!こんなにしてもらってるのに、プレゼントいいのに……」
莉乃は手のひらに置かれたリボンのかかった箱を見た。
「いつも忙しくて何もしてやれないから。こういう時ぐらい甘えて」
誠のその言葉に莉乃は頷くと、有名ブランドの小さな箱をドキドキしながらそっとリボンを外した。
付き合って2年。香織たちの結婚も決まり、莉乃の中で少しだけ期待があった。
「うわー、キレイ!ありがとう!」
中からは大粒のダイヤのピアスが現れ、莉乃はそっとピアスを手に取った。
(期待していたものとはちょっと違うけど、嬉しい)
「付けてもいい?」
「もちろん」
莉乃はピアスをすると、鏡を見た。
「どう?」
「うん、よく似合ってる」
誠は莉乃の後ろに立つと、一緒に鏡を見つめた。
「このドレスもすごい似合ってる。脱がすのもったいないな」
その言葉に莉乃は少し赤くなった。
「……バカ」
「もう少し。綺麗な莉乃を見ていたいから飲もうか?」
誠はクスクス笑うと、ソファに戻った。
「うん」