副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
「今日はありがとう」
莉乃は改めて食べる手を止めて、誠を見つめるカバンから紙袋を出すと誠に渡した。
「誠のしてくれたことに比べたら、大したプレゼントじゃないけど……」
「ありがとう。嬉しいよ。でも後で開けるよ。行こ?」
そういうと、莉乃を促した。
(え?どこへ?喜んでくれてない?)
少し不安そうな莉乃を見て、誠は笑顔を見せた。
レストランを出ると、エレベータの上のボタンを押す。
(上?まさか?)
さすがに鈍い莉乃も誠のまだ続くクリスマスプレゼントに気づいた。
誠に連れられて、エレベータを降り廊下を進み、誠は持っていたカードキーを差し込むと、部屋のドアを開けて莉乃を促した。
「わー!!」
夜景が広がる、シックなインテリアの部屋が広がっていた。
「開けていい?」
誠はリビングのソファに座ると、莉乃の渡した紙袋を覗いた。
「うん」
莉乃はいろいろ悩み、今年はいくつあっても困ることのない、ネクタイと、ネクタイピンにした。
「どう?」
嬉しそうにスーツに合わせると、誠は莉乃を見た。
「うん、よく似合ってるよ」
「莉乃、ありがとう」
そう言って何度か当てて見せた後、大切に箱に戻した。
「こちらこそいろいろありがとう」
微笑んだ莉乃に誠も笑みを向けると、「もう少し飲もうか」そう言って用意されていたシャンパンを開けると、グラスに注いだ。
莉乃は改めて食べる手を止めて、誠を見つめるカバンから紙袋を出すと誠に渡した。
「誠のしてくれたことに比べたら、大したプレゼントじゃないけど……」
「ありがとう。嬉しいよ。でも後で開けるよ。行こ?」
そういうと、莉乃を促した。
(え?どこへ?喜んでくれてない?)
少し不安そうな莉乃を見て、誠は笑顔を見せた。
レストランを出ると、エレベータの上のボタンを押す。
(上?まさか?)
さすがに鈍い莉乃も誠のまだ続くクリスマスプレゼントに気づいた。
誠に連れられて、エレベータを降り廊下を進み、誠は持っていたカードキーを差し込むと、部屋のドアを開けて莉乃を促した。
「わー!!」
夜景が広がる、シックなインテリアの部屋が広がっていた。
「開けていい?」
誠はリビングのソファに座ると、莉乃の渡した紙袋を覗いた。
「うん」
莉乃はいろいろ悩み、今年はいくつあっても困ることのない、ネクタイと、ネクタイピンにした。
「どう?」
嬉しそうにスーツに合わせると、誠は莉乃を見た。
「うん、よく似合ってるよ」
「莉乃、ありがとう」
そう言って何度か当てて見せた後、大切に箱に戻した。
「こちらこそいろいろありがとう」
微笑んだ莉乃に誠も笑みを向けると、「もう少し飲もうか」そう言って用意されていたシャンパンを開けると、グラスに注いだ。