副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
しばらくして、
「誠、ダーツ、チーム戦しないか?俺と香織ちゃん、お前と莉乃ちゃん」
誠はチラッと莉乃を見て、
「やるか」
と答えると、ダーツの方へ2人で歩いていった。

「香織、どう?別に嫌な感じの人じゃない?」
莉乃は香織に小声で聞いた。
「うん、まだわからないけど、そんなに軽い感じはしないかな」
香織はニコッと笑った。
「それなら良かった」
莉乃もホッと胸をなでおろした。

「それより、あの人知り合いだったの?」

香織は、どうなってるの?と言わんばかりに聞いた。

「香織ちゃんの番」
弘樹ににこやかな笑みを湛えて声をかけられ、莉乃は肩をすくめると、
「また、今度2人の時に話す。行ってきて!」
とポンと香織の肩を叩くと、香織を見送った。
< 26 / 323 >

この作品をシェア

pagetop