「王女さまは男のコ?!〜両刀使いの執事は××〜
キルクークは大げさに股間を抑えてうずくまり顔をうつむかせた。

唸るキルクークを見下ろして、ローレルは思い巡らせた。

教師から襲われたらこうするのが一番だと習ったことをそのまま実行したのだが・・

大丈夫なんだろうか・・?

確か、ものすごく痛いって言ってた。

つ・・潰れたりとか・・

ローレル自身、男姿の時に用を足すこともある。

だから、ソレを見たこともあるし・・(こんな王女様っていて良いの?)触ったことも・・ないとは言わない。

あんなふにゃふにゃしてるもの、蹴ったりしたら・・やっぱり痛いに決まってるよね。

「えっと・・だ、大丈夫なのか?」

ローレルは恐る恐る俯いたままのキルクークに言った。
< 74 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop