わたしの彼氏は××××です。
わたしの目を真っ直ぐに見つめる颯ちゃんの瞳は熱を帯びていて、それにあてられるように小さく頷いた。
目を閉じると颯ちゃんが近付いてくる気配がして、唇に軽くなにかがあたった。
「…ん、」
遠慮がちに颯ちゃんの求めにこたえると、それが合図になったかのようにどんどん深くなっていく。
「…は、ん……そ、うちゃん」
「……なに?」
「学校…に行く準備……ん、しなきゃっ…、」
「………」