桜の季節、またふたりで
日曜日は、バイトしながらずっと悩んでいた。


雑誌を並べながら、表紙のモデルが着ている服をチェックしてしまったり、来店する同世代の子の服を見たりしてしまった。



月曜日の朝、教室に入ったら珍しくまどかが一人で机に向かっていた。


たまたま席替えで隣になった私は、洋服のことを相談しようと思った。


「まどか、おはよう」


「おはよ、美春。


1限の課題やり忘れちゃって、ノート見せてもらってもいい?」


「うん、いいよ」


急いでノートを写すまどかは、相変わらずかわいい。


セミロングの髪はいつも違う髪型で、いつ見ても同じ私とは大違い。


「美春ありがと、助かった!」


「間に合ってよかったね。


あっ、まどかにちょっと聞きたいことがあって・・・」


私は思いきって、まどかに打ち明けることにした。


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