イケメン小説家は世を忍ぶ
セシリアさんが十七?

大人っぽくて綺麗だったから、私より年上かと思ってた。

でも、だからってどうして私が妃なの?

つい先日まで子供扱いだったのに……。

「私のことだって『お嬢ちゃん』って言ってたじゃないですか?」

ケントの言葉が信じられず反論した。

「お前は、二十二歳の大人ですって主張してただろ?それに、本当に子供と思ってるなら抱かない」

ニヤリと笑ってケントは言い返す。

この人はどうして平然とそんな恥ずかしい言葉を口にするのだろう。

「じ……じゃあ、どうして私に指輪を?」

顔を赤くしながら、なおも疑問をケントにぶつけた。
< 276 / 284 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop