俺に彼女ができないのはお前のせいだ!



というわけで。自然とさっきよりもキスが激しめになっていき、体も熱くなってくる。



しかも。



「……あ。待って……ん」



彼女から悩ましげな声が漏れてきて、更に鼓動が早くなる。


もっといやらしいキスで、その声をふさぎたくなる衝動にかられてしまう。



あーーーやばいやばい!


これ以上続けると絶対止められなくなるぞこれ!



まだ夕方だけど、このまま本能俺に身をゆだねてしまおうか。



しかーし!



まだ引っ越し片付け中につき、まわりはダンボールの山。


ベッドは明日にしか届かないし、布団も圧縮袋に詰め込まれたまま。


それにばーちゃんから忠告された『あれ』のストックも今はないっ。



くそう。全然準備できてねー!



ちくしょーこうなったら今はこれで我慢してやる!!



「えーい!」



――ぺろーん!



仕方なしに俺はめくってやった。


アリサが着ている上品なワンピースのふんわりした裾を。思いっきり。



「ええっ!?」



視界に飛び込んできたのは、アリサの驚いた顔と、


適度な肉付きのあるきれいな白い太もも。



そして、その奥に見えたのは……



え? ホワイト? まさかのここで白色!? やべぇ、やっぱ超そそるかも!



とテンションが上がったものの、結局は――



「ぶっ!」



――パァン!!



とほっぺたに衝撃がはじけて、


頭の上でお星さまがくるくると回り出した。




「こんのクソガキ! ムード台無し!」




ちょ……お前、やりすぎだろぉぉぉ!!!







☆おわり☆
< 269 / 269 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:35

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

初恋エモ
aona/著

総文字数/125,289

青春・友情183ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私は、彼の"音楽"に恋をしていた ・・・・・ 引っ込み思案で貧乏な地味女子 間宮美透 × 性格クズな怖いイケメン 久野映希 ・・・・・ これはエモーショナルに駆け抜けた 彼との2年間の記録 ☆2020/1/26~2020/1/31☆
世界で一番似ている赤色
aona/著

総文字数/108,313

恋愛(純愛)196ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
わたしたちの繋がりは誰にも消せはしない ・・・・・・・ 人見知りで内気な 年下女子 坂口(→梅川)綾 × 優しくてイジワルな 年上男子 前原 優 ・・・・・・・ 『綾、こっち向いて』 『ダメだよ。だって……』 『本当はもっとキスしたいくせに』 『……優のイジワル』 誰が何を言おうと関係ない わたしはこの恋を貫いてみせる ☆2018/10/28〜2018/10/31☆
さようなら、ディスタンス。
aona/著

総文字数/56,024

恋愛(純愛)103ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
遠距離恋愛って難しい。 『はぁー嘘つき、光くんの嘘つき。全然連絡くれないんっすけどぉ』 会えない分、想いがつのるわけじゃない。 ネットですぐつながれるけど、結局、距離はうめられない。 『こんな蒸し暑い日にオチのない話聞かされるのダルい』 いつも近くにいる男友達は、 不愛想・やる気なし・口悪い、だけど、 『お前、雨濡れてんじゃん。もっとこっち来いよ』 たまに優しい。 ・・・・・・ ①異性の友達とのキョリ 西沢未織 × 原 祐希 ・・・・・・ 友達は友達。彼氏は彼氏。 その距離はずっと守ってきた。 『今、お前が一緒にいるの誰?』 『祐希』 『だったら今は他の男のこと考えんなよ』 これは、浮気じゃない。仲がいいだけだ。 ……たぶん。 ・2018/6/17start・

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop