離婚、しませんか?
「も、言うからっ!す…………。好……き。光さんのことが……好き好き大好き愛してるってばーーーっ!」

はあ、はあ、はあ。

もうこうなりゃ破れかぶれ。開き直ってみましたよええ羞恥心はとうに捨てました!
どうよ!!言い切ってやったもんね!これでご満足?

……なんて、鼻息荒く見下ろしてやろうと思ったその瞬間。

「きゃあ……っ!?」

いきなりぐるんとひっくり返されて天井が目に映ったと思ったら。
のしかかって来た夫の重みにはふはふと喘ぐ唇を噛みつくように奪われ激しく吸われ、すぐさま舌を差し込まれて粘膜同士を擦られ咥内を舐め尽くされて、思考もなにもかも吹っ飛んだ。
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