たとえ君が私の記憶をなくしても


一気に言ったせいで少し息が乱れる


「それでは失礼します。」


私は風見君の手を振りほどき、店を出る


私は家に向かって走る


通行人の人たちに気づかれないように


私は涙を隠しながら
胸の苦しみを吹っ飛ばすように走る










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