たとえ君が私の記憶をなくしても
私は自分の席に座り、本をひらく
本をよむのはやっぱりいい
誰とも関わらずに、自分だけの世界にいることが出来る
私は夢中に本を読む
キーンコーンカーンコーン
私はチャイムの音で時間が大分経っていることに気づく
周りをみるとこのクラスの生徒全員が集まって席に座っている。
私は読んでいた本をしまう。
ガラガラガラ
タイミング良く教室のドアが開き先生が入ってくる
先生は入学式の説明をしていく
「・・・・以上だ 。
出席番号順に並んで体育館に行くように」