永遠のキミに恋をする。
部室のなかは約15分前に見たものと、何も変わっていなかった。
彼…那月くんは、まだ机に突っ伏して寝息をたてていた。
…相変わらず、美青年。
古っぽかった部室も、彼がいるだけで華やかにみえる。
こんな綺麗な人、本でしか見たことない。
私は、那月くんと向き合う椅子に座った。
きいぃ…と、椅子の音が立たないように。
そして、彼を見つめるーー。
気づいたら、私は彼の呼吸が聞こえるくらい近くに寄っていた。
心做しか、自分の心臓の鼓動がはやくなっている気がする…。
彼独特の、はちみつの甘い香りの中、私はいつの間にか眠りに落ちていった。