その瞳に恋をした
そんな日々が3,4ヵ月程経った時
「俺好きな人がいて告白しようと思うんだ」
木曜日。図書室で告げられたその言葉は突然で。
だって今きみもわたしも本を読んでいたのに、
「そ、っか...頑張ってね!聖くん、優しいしかっこいいから大丈夫だよ!応援してるね!」
「うん...ありがとう、頑張る。」
緊張してるのかちょっと複雑な顔できみは答えた。
何となく耐えられなくなってきて
「あ、わたし今日は帰るね。ばいばい。」
「おう。気をつけてな。」
あの日みたいに、逃げるように、自分の気持ちから逃げるように情けないくらいばたばたと足音を立てて学校を飛び出した。