初恋の幼馴染み~彼がホストになっていたら~
中学3年の春。
春休みが終わるとすぐに純の誕生日がやって来る。
物心がついてから毎年プレゼントを純の家に持って行っていた友梨は、今年も用意していた。
部活が終わると制服のまま、純が欲しがっていたTシャツを手に、家のチャイムを鳴らした。
ピンポーン♪
「んっ?友梨か?今年も誕生日プレゼント持ってきてくれたんか~?」
「そうだよ。お誕生日おめでとうっ」
「ありがとうな?ちょっと一緒に外で話さへんか?」
家の近所にある山の上にある神社の階段は結構長い。
「相変わらず、ここの階段長いな~?なんでこんな山の上に神社を作るんやろか?」
「んー?空にいる神様に近いから?」
「神様って空にいるんか?そんなんモグラの神様もいるかも知れんやん。」
こんな風に階段を上り始めた頃は、楽しそうに話していた純だが少しずつ口数が減っていく。
「純くん。しんどいなら無理しなくていいよ?」
「無理なんてしてへん。友梨と二人で話したいんや」
「別に二人で話したいなら、ここでもいいのに…………」
友梨は不思議に思いながら、階段を上っていた。
春休みが終わるとすぐに純の誕生日がやって来る。
物心がついてから毎年プレゼントを純の家に持って行っていた友梨は、今年も用意していた。
部活が終わると制服のまま、純が欲しがっていたTシャツを手に、家のチャイムを鳴らした。
ピンポーン♪
「んっ?友梨か?今年も誕生日プレゼント持ってきてくれたんか~?」
「そうだよ。お誕生日おめでとうっ」
「ありがとうな?ちょっと一緒に外で話さへんか?」
家の近所にある山の上にある神社の階段は結構長い。
「相変わらず、ここの階段長いな~?なんでこんな山の上に神社を作るんやろか?」
「んー?空にいる神様に近いから?」
「神様って空にいるんか?そんなんモグラの神様もいるかも知れんやん。」
こんな風に階段を上り始めた頃は、楽しそうに話していた純だが少しずつ口数が減っていく。
「純くん。しんどいなら無理しなくていいよ?」
「無理なんてしてへん。友梨と二人で話したいんや」
「別に二人で話したいなら、ここでもいいのに…………」
友梨は不思議に思いながら、階段を上っていた。